休日に出産すると出産費用は高い?42万円の一時金で足りる?

泣きじゃくる娘を子守唄で寝かしつけていたある日の昼下がり。ふと、ある重大なことを思い出しました。

(あれ?そういえば、出産費用払ってないよな…?)

はい、娘との時間が楽しすぎて、すっかり忘れてました。請求書とか届くんだっけ?妻よ、僕は一体どうすればいいんだ?

妻「え?病院から連絡がくるんだよ?出産費用が足りなかったら払わなきゃいけないし、それ以外ならお金が戻ってくるんだよ」

なるほど、そうだったのか…って、え?差額を払う?42万円の一時金で足りない場合ってあるの?

直接支払制度を利用して差額を払う?

そうだった、直接支払制度っていう便利な制度のことを妻から聞いていたんだった。

直接支払制度とは、健保組合が直接、出産された医療機関に対して出産育児一時金を支払う制度です。これにより、医療機関等の窓口で支払う出産費用は出産育児一時金を上回った額のみとなり、あらかじめ多額の出産費用を用意しなくて済みます。

なお、直接支払制度を希望しないときや海外出産した場合等は、従来どおり、出産後に出産育児一時金請求書に必要書類を添付のうえ健保組合に申請していただき、健康保険組合から事業所の登録口座を経由して、被保険者へお支払いします。

http://www.insatukenpo.or.jp/index2/gyomu/kyufu/syussannikujiitijikin_tyokusetu/syussannikujiitijikin_tyokusetu.html

差額は一体いくらなんだろう?きっとお金戻ってくるよね!そのお金で高級なオムツとか買えるかな!ワクワク!

…いやいや、そんな人生甘くないよ。きっと、41万8000円とかで、2000円くらいしかお金は戻ってこないんだよ。妻よ、そうだよね?

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(数日後)

妻「あ、さっき病院から連絡あったよ」

僕(お、出産費用についての連絡がやっときたか。)

僕「一体いくらだったの?どうせ、41万8000円とかで、2000円くらいしかお金戻ってこないんでしょ?」

妻「9万6200円だって」

僕「おぉ!9万6200円も戻ってくるのか!日本も捨てたもんじゃないな!」

妻「いや、9万6200円払うんだよ」

僕「」

休日・時間外の出産費用は割り増しになる

なんでも、休日(日曜日)に出産したから、料金が割り増しになったみたいです。うーん、それはしょうがないなぁ。

「あと1日耐えて!料金が割り増しになっちゃうから!あと1日だけ待ってぇぇぇ!」

なんて言えないですからね。家で破水したり、救急車呼んだり、妻と娘に何かあっても困りますから。

そして、深夜・早朝などの時間外での出産も割り増しになるみたいです。そんな都合良い時間に出産できるもんなんだろうか…?

そう考えると、費用が42万円以上の出産の方が多いような気がしますね。元の料金が安ければ、それはそれで心配だし。

出産費用の内訳

どの料金が割り増しになったのかわかりませんが、これが出産費用の内訳です。

入院料室料分娩介助料分娩料新生児保管保育料
150,00030,000205,00050,000
検査・薬剤料処置・手当料産科医療補償制度その他保険一部負担金
12,00051,00016,0002,200

(端数は切り上げ・切り捨てしてます)

金額から察するに、割り増しになったのは、「分娩料」か「入院料」のどちらかでしょうね。両方というパターンもあるかもしれません。

少子化なんだから、もうちょっと安くした方がいいと思うんですが…これは病院側の方針なんでしょうか?

まとめ

何はともあれ、娘が無事に生まれて良かったです。(←散々文句言ってたのに)

これからパパママになる予定の方、「一時金だけで足りるっしょ」と安易に考えてると危険ですよー。

帝王切開とか、想定外のことが起これば、さらに割り増しの料金になりますからね。10万円の出費どころじゃないです。

お金の準備ももちろんですが、まずは「心の準備」を。出産費用がどうしても心配なら、事前のリサーチは必須ですよ!


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